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回答数2

投稿日時:2015/7/8 1:54


なぜ、ユーロを導入し使いだすと物価が上がっていくのでしょうか。
ドイツ並みとは言いませんが、1人当たりの収入もどれにだんだんと近づいていくようです。スペインやポルトガルは、ペセタ、エスクード時代は物価が今よりも安かったのですね。
同じ通貨を導入しますと、こなれてくる(均一化してくる)のですか。
理由はあるのですか。
もっといえば、例えばドイツの横にあると言うだけで水準が上がっていきやすいのでしょうか。
回答投稿日時:2015/7/8 21:56
そもそもユーロ導入の目的は、人・モノ・金の移動に係る障壁を排除し、加盟国を経済的に統合しようというものですから、加盟国の中で物価や賃金が平準化することは当然の結果です。

スペインやポルトガルは、ここ50年ほどは強い産業もなく、貿易黒字を稼げる国ではありませんでした。結果として、ペセタやエスクードは「弱い通貨」として割安に取引され、海外から見れば一国の物価水準が割安に見えていたのです。

しかし、ユーロが導入され、通貨の強弱を排除して人・モノ・金が自由にやり取りされるようになると、他のユーロ導入国との間で物価や賃金が平準化されることになり、今まで割安感のあったスペインやポルトガルの物価は上方にさや寄せされてしまうことになりました。

もちろん、平準化ですから、理屈で言えば他のユーロ導入国の物価は多少下方にシフトします。しかし、スペインやポルトガルの経済規模は、主要国のドイツやフランスに比べてかなり小さいので、スペインやポルトガルの上方シフトの方が影響が大きかったと言うことです。
回答投稿日時:2015/7/8 3:16
こう考えてください。

日本では東京が不動産を中心として極端に物価高いですよね。
(食料品/ガソリン代と言った大きな経済的観点では
比重が高くない物は除きます)

例えば東京と北陸新幹線で結ばれた金沢が
去年極端に地価が上がったそうです。
金沢市内のホテル代単価も上がったそうです。

同じく北陸新幹線沿線富山県にいくつかの企業が
地政学リスク回避で(一部)移転したそうです。
東京と北陸では圧倒的に地域経済力や物価が異なりますから。

その国が違うけど同じ通貨版だと考えてください。
金沢や富山は東京と同じ通貨、殆ど同じ税制を使っています。

(Chinaの)中国向け旅行商品や中国に企業移転するよりは
遥かにリスクは低いですよね。中国は外国企業に
優遇税制していたのを当初の説明を反故にして止める
なんてたまに聞く話です。

厳密に言えばスペイン、ポルトガルは
ドイツやベネルクスと言った物価の高い国々と
同じ税制ではないですが、
同じ通貨になった=為替変動のリスクが減った訳です。

同じEUなので、中国が外国企業にするような
無茶苦茶な仕打ちもできません。

ユーロ圏内で相対的にコストが安い国向き
旅行商品を販売したり、ドイツやベネルクス企業が投資する
為替リスクが減るので物価が上がる、
というと分かりやすいでしょうか。

ちなみにユーロになった翌年だか2年後だかの
ポルトガルリスボンに行ったことがあります。
エスクード時代と比べ、たった数年でホテル代が
無茶苦茶上がっていてびっくりしました。
※あのころはユーロバブルだったのもあります

ドイツの隣にある東欧諸国は、EU加盟やユーロ採用が
遅いだけスペインよりインフラが整備されていません。
ドイツの隣の国で物価が安そうなのは
ポーランドとチェコ位ですが、ユーロを採用していませんよ。