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回答数2

投稿日時:2007/5/24 11:01


イギリスの大英博物館は、世界中から集めた盗品が多いから無料なんだと聞きました。 これが本当ならばナショナルギャラリーも盗品が多いから無料なのでしょうか?

他にも、有名なところヴィクトリア&アルバート博物館無料。自然史博物館無料。科学博物館無料。ロンドン博物館無料。帝国戦争博物館無料。etc.

これらも盗品含む?
回答投稿日時:2007/5/24 18:26
あのケチで有名なイギリス人が?

あの人に謝るのが嫌いなイギリス人が?

なにか陰謀の臭いが・・
回答投稿日時:2007/5/24 22:25
コレクションをどうやって集めたかという問題とは別に,博物館の運営にはお金がかかります。
資料の収集にかかる費用,資料を次世代に遺し伝えるための保存のための費用,そして研究費用がかかります。もちろん,展示をする費用,人件費もかかります。

そのお金を誰が支出するかという問題になります。国や地方自治体が全額支出するケースもあれば,企業やお金持ち,その他の寄付者が支出したり。もちろん入館料を徴収する博物館もあります。
だいたいにおいて,私立博物館だと,入館料+企業や公益法人からの寄附。公立博物館だと,わずかな入館料+地方自治体からのお金+企業や個人からの寄付でやっているところが多いようです。

イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館や自然史博物館,科学博物館も数年前までは1000円程度の入館料をとっていましたが,5年ぐらい前に国の方針として無料としたようですね。
その背景には,おそらく,無料とした方が,より多くの人々が博物館のサービスを享受でき,ひいては国力の増強に繋がるという考えがあるんだろうと思います。

日本でも,第二次世界大戦後に決まった法律(博物館法や図書館法)で,公立博物館は原則無料となっています(ちなみに公立図書館は絶対に無料です)。都立図書館などはそれまで入館料が有料でしたが,法律が施行されて,あわてて無料にしています。公立博物館は,「やむを得ない事情があって」有料のままにしているところが多いですけれど。

日本も,もっと無料原則が広がってくれるといいのですが。

盗品問題ですが,
博物館の資料の収集方法としては,購入,寄附などが多いですね。採集や発掘ももちろん多いですが,これらは地権者などからの購入または寄附と解釈することもできます。
寄附(または,極めて安価な購入)は,寄付者が,社会のため,人々のためという,愛の心で寄附することが多いのですが,寄附される側が武器や暴力を背景に,半強制的に寄附(または,極めて安価な購入)をさせることもあります。

そういう意味では大英博物館には,大英帝国の威信を背景に,半強制的に,寄附させるなどして,取得したものも多いんだろうと思います。東京国立博物館にも,日韓併合時代に民間人が安価に購入した焼き物コレクションが,その民間人の子孫から寄附されたものなどがあります。代表的なものは小倉コレクションですね。

ただ,取得するときにはそのような問題があっても,博物館は,とにかく良好な状態で保存する義務があります。「博物館の資料は人類共有の財産」というのが,博物館の前提だからです。大英博物館も,東京国立博物館も,自分のコレクションを売り払うことはできませんから,資産価値はゼロですし,むしろ保存や修復のための経費が大きくのしかかってきます。

質問の意味合いで言えば,極論ですが,盗品が多いところだって,もしくは盗品が多いほど,むしろ経費がかかると考えることもできます。