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投稿日時:2016/6/3 9:22


220vの製品を240vに

先日、ヘアアイロンをフランクフルトで一目惚れして購入したのですが「110v〜220v」とアイロンの説明書には表記しており、現在生活しているカタールが240vだというのを忘れていました…
イギリスも同じ240vの国ですが230-240ということでそちらではなんとか使えなくもないと聞きますが、カタールはぴったり240vなので、使う商品よりもその国の電圧が高いのはとても危険と聞きました。
特にヘアアイロンやドライヤーなどは一気に熱を持ちやすいので心配です。
インターネットで探しても日本の製品や電圧が対象の物ばかりで、110vから220vの変圧もしくはその逆にしか対応してるものが見つかりません。


220vまでの製品を240vの国で使っても問題ないでしょうか?
また、220vの製品を240vに変換する変圧器などご存知でしたらぜひ教えて頂きたいです。

とても気に入って買ったものなので使えないのはショックです…なんとかしたいのでぜひよろしくお願いいたします(´;ω;`)
回答投稿日時:2016/6/3 10:35
一般論でお答えいたします。

商業電源への対応は通常ブラスマイナス10%程度が許容範囲と考えられています。AC100Vの機器であれば、90V~110Vの範囲で正常作動するよう設計されています。逆の言い方をすれば、電圧変動によって所期の性能、機能が損なわれない設計になっている、ということです。

一般家庭に給電される交流電流は、100V規格であれば、常時100Vが保たれているわけではありません。時間帯などの影響により需要が増えるケースでは電圧降下がおこり得ます。こうした電圧変動によって機器の性能、機能が損なわれることを避けるため、作動電圧に余裕を持たせる、それが約10%程度の対応電圧幅ということです。ただし、これは規定として定められたものではありませんので、誤解なさらぬようお願いします。あまくで、メーカーが自主的に性能、機能の安定化を図るために講じている措置ですので。

この考えに従えば、220Vを240Vで使えるかという質問は、一応セーフ、ほぼ大丈夫ということになりますが、実際のところは、試してみなければ分からない、としかお答えできなくなります。また、ひとつ問題なのは、供給電源のほうが高圧となることです。これが、240V機器を220V電源で使おうというのであれば、最悪でも10%の性能ダウンで済みますが(非常に乱暴で大ざっぱな例ですが、湯沸かしポットの沸騰時間が約10%ほどよけいにかかる、ということです)、この逆は回路に10%ほどよけいに負担がかかることになるので、それに耐えられるか否かということになります。(ほとんどの場合大丈夫なんですけど、保障はできません)

こうした家電用変圧器(トランス)の規定が現在どうなっているか分かりませんが、220Vから240Vへの変換例は聞いたことがありません。トランスはコイルの巻線比を利用して昇/降圧を行いますが、実際のところ、220Vと240Vは同一範囲と見なされ、あえて昇/降圧の対象電圧にはなっていないと思います。もちろん、物理的には製作可能ですが、作ってもほとんど意味がない(1V単位で作動電圧を管理する精密機器等もあるかと思いますが、こうした特殊例は当然除外しますし、こうした機器は供給側に頼らず、自身の側で電圧安定化回路を持っているはずです)からです。

220V機器を240V電圧で使うことにためらいがあると思いますが(繰り返しになりますが、99.9%大丈夫ですが100%ではありません)、日本では100~110Vから220~240Vへ変換トランスがありますので、出力側の電圧設定可能なものでしたら240Vに合わせれば、間違いなく使うことができます。

これ、実は大変重要なことですが、変圧器を選ぶ場合、対応電流に気をつけてください。電化製品は電圧さえ揃えれば使用可能と誤った知識をお持ちの方が多いようなので老婆心ながら。とくに電熱製品は大電流を取り回しますので、つなごうとする電気製品の電流容量(消費電力を電圧で割ればでます)に合った変圧器を用意してください。